シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、欧州を中心に広がるサステナブルな消費を促す、グリーンフライデー(2023年11月24日)に合わせ、一般社団法人シェアリングエコノミー協会(以下、シェアエコ協会)とシェアリングサービス事業社計16社で、これからの消費について考えるきっかけ作りとして「シェアエコグリーンフライデープロジェクト」を行います。
※グリーンフライデーとは:大量消費を促す大型セールが行われるブラックフライデー(11月第4金曜日)に対して、欧米を中心にモノを大切に長く使うなど、サステナブルな消費を啓発する目的で行われている取り組み。
本取り組みは、グリーンフライデー(2023年は11月24日)に合わせ、環境に配慮した行動をすることを意味する 「GO GREEN」をテーマに、シェアエコ協会とシェアサービス事業社16社が連携し、11月20日(月)〜24日(金)の5日間、各社のロゴをグリーンに変更し、 サステナブルな選択肢について考える機会を提案します。
また、11月16日(木)、シェアエコ協会開催の『シェアウィーク2023(*1)』にて本取り組みの発表も行いました。
(*1)シェアウィーク2023:https://sharing-economy.jp/ja/shareweek/sw2023
■サステナブルな消費に繋がる「シェアリング」の普及を目指して
シェアエコグリーンフライデーは、消費にも選択肢が増える昨今、今一度その消費について立ち止まって考えて欲しいという思いから昨年より(*2)実施しているプロジェクトで、タスカジも賛同し、昨年から参画しています。
大量生産・大量消費からサステナブルな消費への変化が叫ばれる一方で、ブラックフライデーのような大規模 セールも存在し続ける、そういった世の中の「消費」に対し、サステナブルな選択肢の 1 つであるシェアサービスを世の中へ提案する、一石を投じる取り組みを目指しています。
(*2)昨年のグリーンフライデーの様子:https://sharing-economy.jp/ja/green-friday
<サービス名/参加企業一覧>
アイカサ/株式会社Nature Innovation Group、ADDress/株式会社アドレス、airCloset/株式会社エアークローゼット、エクボクローク/ecbo株式会社、Carstay/Carstay株式会社、CLAS/株式会社クラス、Co-Sato/MoonBase株式会社、スペースマーケット/株式会社スペースマーケット、ソトリスト/株式会社URAKATA、タスカジ/株式会社タスカジ、TABETE/株式会社コークッキング、チャリチャリ/neuet株式会社、トイサブ!/株式会社トラーナ、NearMe/株式会社NearMe、Megloo/株式会社カマン、Laxus/ラクサス・テクノロジーズ株式会社
※敬称略・サービス五十音順
■タスカジのサステナブルな取り組み 〜食品ロス削減〜
日本の食品ロス量は年間522万トン、そのうち家庭系からは247万トン(47%)で、家庭から大量の食品ロスが発生しています(*3)。
家庭内の食品ロス削減の取り組みは、身近なところから始められ、今すぐ実践できるSDGs活動です。料理のタスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)は、野菜の芯など食べられるけど捨ててしまいがちな箇所を美味しく食べる方法や、食品・調味料などのアレンジ術、食材の保存方法など、食材を無駄なく美味しく活用する知見・経験が豊富です。家事代行の業務を通じて、冷蔵庫の余り野菜や賞味期限間近の食材を使って調理をすることも多く、各家庭にある食材を無駄なく効率よく食べられるように、日々の家事代行のスキルシェア活動で実践しています。
タスカジの公式SNSでは、不定期で食品ロス削減に繋がるアレンジメニュー・食材保存術・冷凍術などを発信しています。また2019年には、家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートして培った家事代行の知見を活かして、大根・白菜・キャベツなどの野菜から、ハーブ、粒マスタードなどの調味料まで、捨てがちな箇所や、少し余った食材・食品を使い切るためのレシピ本『予約が取れないカリスマ家政婦が教える「使いきり」レシピ』(宝島社)を出版しました。「1度使ったら他のレシピが思いつかなくて残ったままになっている」「定番野菜としていつもあるけど余りがち」「賞味期限ギリギリで冷蔵庫に入っているけど、自分では使いこなせない」などの食材も捨てず、美味しく食べ切るレシピや調理方法のヒント、アレンジ術をお伝えしています。
タスカジでは今後も、家事を軸に、私たちが日々取り組めるSDGsの活動と食品ロス削減の取り組みに貢献してまいります。
タスカジSDGs宣言:https://corp.taskaji.jp/taskaji_sdgs/
<タスカジSNS>
・カレーのリメイクレシピ
https://www.instagram.com/p/CydTvMFP9pM/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
・野菜を無駄なく食べるコツ
https://www.instagram.com/p/CzDtMc9Pnj4/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
・美味しさ長持ち食品の冷凍術
https://www.instagram.com/p/CkFzTgtBeLN/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
(*3)出所:消費者庁「食品ロスって何?」https://www.no-foodloss.caa.go.jp/whats.html
■環境省様・地方自治体様・各団体様からの本プロジェクトへの応援メッセージ
・環境省 環境再生・資源循環局 総務課リサイクル推進室 様
シェアリング等の2R(リデュース・リユース)の活用など私たち一人ひとりのサステナブルな行動や商品選択によって暮らしが変わることは、循環経済への移行を進めていくことや気候変動対策にも役立ち、環境を守り、地球全体の未来を変えていくことにつながります。
本イベントが、シェアリングビジネスの普及やリユースの推進、そして明るい未来につながることを期待しています。
・公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES):渡部 厚志様、山辺 アリス様
本研究機関では、脱炭素社会の実現に向けて、「1.5℃ライフスタイル」を提案し、脱炭素型の暮らしを取り入れる方法を国内外の市民や行政と話し合っています。1.5℃ライフスタイルは、住居、食、移動、余暇、消費財やサービスなどの日常生活にCO2排出量を減らす「脱炭素行動」を取り入れ、温暖化を1.5℃目標に抑えることを可能にする暮らしです。脱炭素に役立つ行動には、たとえば「ライドシェアリング」、「食品ロスをゼロに」や「衣類を長く着る」などがあります。当イベントのシェアリングサービスが提供する持続可能な消費の選択肢は、このような脱炭素型の暮らしを支えるのに不可欠です。グリーンフライデーは、脱炭素行動が取り入れやすくなる良い機会であり、脱炭素型の暮らしへの大規模な転換に向けた一石を投じる取り組みとなるでしょう。
関連ホームページ:https://www.iges.or.jp/jp/projects/1p5deg-lifestyles
・サーキュラエコノミー推進センター埼玉(埼玉県産業振興公社)
新産業振興部循環経済支援グループ 的場 啓祐様
サーキュラーエコノミー推進センター埼玉では、企業・団体等のサーキュラーエコノミーの取組を支援しています。
喫緊の課題であるカーボンニュートラルの達成やSDGsの実現に向けて、経済活動をサーキュラーエコノミーに転換していくことは大変重要です。
そのため、消費の段階においても、環境に負荷をかけないことを前提にモノやサービスをシェアリングしていくことが求められています。また、それがビジネスとして成立することで持続可能な活動につながります。
このイベントがシェアリングビジネスの普及の一助になることを期待しています。
・関西SDGsプラットフォーム ローカルSDGs・脱炭素分科会 様
シェアリングエコノミーは、地域資源の活用や二酸化炭素排出量の削減に寄与するものであり、ローカルSDGsや脱炭素など、持続可能な環境・社会・経済を目指す上で非常に重要なテーマの一つです。
当分科会では、近畿でのローカルSDGs・脱炭素の実現のため、シェアリングエコノミー協会をはじめ、様々な団体とテーマ、セクションを超えた連携を進めています。
持続可能な社会の実現に向けて、本イベントがシェアリングエコノミーの普及に繋がることを期待しています。
・一般社団法人渋谷区SDGs協会:事務局長 鏡 晋吾様
私たちはSDGs達成に向けて人、企業、団体が共創したプロジェクトを渋谷区内で実施しております。
シェアリングエコノミーの概念は、モノや空間や人などあらゆる資源をシェアすることによって持続可能な社会の達成が可能であると思います。
また人と人が直接接することでコミュニティ形成の上でもSDGsの貢献が高いと思います。
シェアエコグリーンフライデーの取り組みが、日々の暮らしの中で、地球環境を考えて消費することについて考えるきっかけになれればと思います。
今後ともシェアリングエコノミーの更なる普及につながることを期待しています。
・上天草市長 堀江 隆臣様
本市は令和4年度にSDGs未来都市に選定され、地方創生SDGsの達成に向けて取り組みを進めているところですが、シェアリングエコノミーの活用も必要不可欠であると考えております。地方では都市部と比べて、インターネットの活用が困難であることから、本市では、一般社団法人シェアリングエコノミー協会様と連携し、地域おこし協力隊の制度を活用してローカルシェアリングエコノミー推進員というシェアリングエコノミーを地域に普及させる人材を任用しています。本取組をさらに推進し、本市内においてモノのシェアを加速させ、循環型社会の形成に寄与してまいります。
本イベントがシェアリングエコノミーのさらなる普及の一助となることを期待しています。
・上天草市地域おこし協力隊
ローカルシェアリングエコノミー推進員 横溝 南海様
サステナブル、と社会で言われている中で、それを実生活に反映させることは、普段の生活ではなかなか難しいかもしれません。
グリーンフライデーでは「消費」の代わりに、サステナブルな選択肢の一つである「シェアサービス」を利活用する、そんな第一歩となればと思っております。さらに、消費の裏にある働き方や環境問題、平和、そんなところにも想いを馳せながら、上天草市においてもシェアリングエコノミーの普及を推進していきます。他自治体とも情報をシェアしながら、持続可能な消費の選択肢の一つとしてシェアリングサービスを活用し、サステナブルな社会の実現に取り組みます!
■タスカジのサービスについて
(https://taskaji.jp)
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数約11万名。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。
■株式会社タスカジについて
社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL : https://corp.taskaji.jp
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