依頼者・ハウスキーパー「タスカジさん」・タスカジ社で一緒にゴールを目指す、『タスカジSDGs宣言』を策定!

〜みんなであたらしい家事文化づくりを目指す
成長志向のプラットフォーム型ビジネスのあたらしいSDGsのカタチ〜

シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、「国連において採択されたSDGs(持続可能な開発目標)」の達成に貢献すべく、活動の根源となる自社の『ビジョン・ミッション』を改めて確認するとともに具体的な行動指標を定めた『タスカジSDGs宣言』を行います。

◾️ 背景

タスカジはこれまでも家事を中心とした意識改革や行動改革をはじめ、さまざまな活動をしてきました。

その1つが「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革です。タスカジはCtoCのマッチングプラットフォームというビジネスモデルを通して、『コミュニティ循環型サービス運営モデル』の先駆けとして、2014年のサービス開始以来、人材や画一的なマニュアルを保有せずにプラットフォーム上のコミュニティを発展させることで「品質の強化」と「労働力の創出」に取り組んでまいりました。それに伴い、業界最安値水準での家事代行利用を実現させることや、「困っているひと誰もが家事のサポートを求めてよい」という意識改革、そして、効率的に家事をするための家事ワザをまとめた本や、社会問題にもなっている食品ロスをテーマに余りがちな食材を使い切るためのレシピ本などの14冊・累計約45万部もの書籍出版も行いました。

このように、タスカジは家庭のあらゆる「家事」をベースに、創業以来一貫してタスカジの事業が社会の課題解決に貢献できるよう取り組んでまいりました。
また、現在のSDGsの流れは、企業活動がより一層社会に密接した存在となり社会課題を解決する重要な役割を担っていることと改めて認識しております。
そこで我々はその考えをさらに強化するために、SDGsの中でも特に重視するターゲットとそれに向けた指標を経営の成長戦略に組み込むべく、この度『SDGs宣言』としてまとめることにいたしました。

◾️ビジョン・ミッション

<ビジョン>
自由な選択で、自分らしく生きることができる世界」

 <ミッション>
「あたらしい家事文化をつくる 〜制約からの解放を目指して〜」

・「核家族から拡大家族へ」家族の形を再定義
・家事の知見を社会へ還元

◾️宣言全文

タスカジは自社のミッションである「あたらしい家事文化をつくる」ことで解決につながると考えられる、SDGsのうちゴール5「ジェンダー平等の実現」とゴール8「働きがいも 経済成長も」を重点テーマとし、以下のターゲットについて、自社の提供するサービスの成長を通して達成に貢献してまいります。

◾️策定のポイントと今後について

SDGs 5.4及び5.5について、タスカジは、タスカジを利用される依頼者様において、タスカジのサービス利用やカリキュラムへの参加を通してSDGs各ターゲットに定める目標達成に貢献してまいります。
また、SDGs 8.5について、タスカジは、タスカジに登録するハウスキーパーであるタスカジさんへ直接的に労働機会を提供することを通して、SDGsターゲットに定める目標達成に貢献してまいります。

各項目における指標については、内閣府男女共同参画局など行政における具体的な数値目標を参考に、マッチングプラットフォームを提供するタスカジの特徴を踏まえて自社指標として設定いたしました。

今後、当該指標の数値や変化について調査及び発表を行うとともに外部の企業及び団体とも協調しながら、SDGsターゲットの目標達成に係る評価方法の検討や具体的な目標数値の設定も検討してまいります。

【現状及びアンケート結果】

本宣言に先立ちタスカジでは「ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGs(5)と(8)の実態調査」を行いました。(アンケート結果についてはこちらを参照:https://corp.taskaji.jp/release/2020/12/25/sdgs-survey0001/

我々は設立以来あたらしい家事文化の創出にコミットしてまいりましたがアンケート結果はまだ不十分であるという厳しい結果となっております。我々はより一層自社のビジョン・ミッションの推進にコミットしていく想いです。

*2020年12月タスカジ『ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGs(5)と(8)の実態調査』より一部抜粋

【5.4:家庭内における男性の家事参加の現状】

【サマリー】
・全家事業務のうち、「妻」と「夫または男性パートナー」それぞれが担当している割合に開きが出るにしたがって、「妻」の家事分担満足度は低くなっている。

・「夫または男性パートナー」の家事分担比率が50%以下、または「妻」の家事分担比率が75%以上になると、妻に負担がかかり、満足度が低くなっている。

・家事関与時間に関して、「妻」と「夫または男性パートナー」それぞれの平均時間で見てみると、平日】妻:約117分、夫:約38分、【休日】妻:約131分、夫:約59分、と、妻と夫で1時間以上の開きがあることがわかった。詳細を見てみると、「妻」の家事関与時間は平日・休日ともに約58%が『1時間以上3時間未満』で、さらに約23%の人が『3時間以上』なのに対し、「夫または男性パートナー」は平日・休日ともに6割以上の人が『1時間未満』となっている。


◎体験型オンライン家事プログラム「タスカジブートキャンプ」の男性参加率

2020年5月のサービス開始以降、男性参加者はほぼ0%に近い数値でしたが、11月・12月で夫や子供の家事参加を目指した掃除プログラムを実施したところ、プログラム参加の約31%の家庭で男性が参加

今後もタスカジブートキャンプでの男性参加が増えるよう運営のPDCAを回すとともに、男性(夫または男性パートナー)が家庭内で主体的に家事に関わっていくことができるよう、引き続き、家事スキルを身につけられるプログラム開発をおこなってまいります。


【5.5:仕事における女性がリーダー的地位に就いている(目指している)比率と、家事代行の関係性】

【サマリー】
・アンケートに回答したタスカジユーザーの55.3%が、仕事で「現在リーダー的地位にある」または「今はまだ違うが、リーダー的地位を目指している」。

・「現在リーダー的地位にいる人」の83%の人が、家事代行を利用することが現在の仕事でリーダー的な地位を目指す上で「有効」と回答。

【8.5:タスカジさん数、タスカジさんの満足度と成長変化】

◎タスカジさん登録数:約2,500名(2020年12月現在)

【サマリー】
タスカジさんの92.5%もの人が、タスカジさんとして働くことに「満足している」「まあまあ満足している」と回答し、非常に満足度が高い。

・タスカジさんの約96%の人が、「タスカジさんとして働き始めてから自身の成長意欲にプラスの変化があった」と回答。起こった変化の具体例としては、「コミュニケーション力の成長」「スキルアップ・勉強」「経験を積むことによるマインドチェンジ」といったスキル・マインドの両面があげられていた

タスカジは、自社目標の達成に向け努力するだけでなく、自社のビジョン・ミッション及び提供するサービスがシェアリングエコノミーに参加するすべてのユーザーのこれらの課題を解決することに取り組み、社員だけではなくユーザーまでを巻き込んだ課題解決を目標としています。社会における意識変容を促し重要な価値をもたらす責任を認識し、成長志向プラットフォーム型ビジネスのあたらしいSDGsを含む社会課題解決のモデル企業となれるよう活動に取り組んでまいります。

◾️タスカジのサービスについて

https://taskaji.jp
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。2014年のサービスリリース以来、「核家族から拡大家族へ、新しい家族の形を再定義する」というビジョンを掲げ、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしてきました。「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革に挑戦し「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けとなり、家事はクリエイティブな仕事であると発信し、証明し続けています。利用者数約75,000名、登録タスカジさん数約2,500名(2020年12月現在)。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。

◾️株式会社タスカジについて

社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL  : https://corp.taskaji.jp

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