家事代行マッチングサービス「タスカジ」、『家事支援サービス福利厚生導入実証事業』に参画

シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、経済産業省の「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」の家事支援サービス登録事業者として参画したことをお知らせいたします。

◼️「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」について

本事業は、人手不足が進展する日本において、働く男女が直面するライフイベントとキャリア形成を両立することを目的として実施する、福利厚生導入実証事業になります。

家事支援サービス提供事業者と各地域の中小企業等が連携して実施する実証事業に係る経費に対して、当該費用の一部(家事代行利用料の3分の2)を補助することで、従業員の家事負担を軽減し、企業等における多様な人材の活躍に向けた環境整備を行います。

タスカジは、その事業登録者として参画いたしました。

【参考】
・「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」WEBサイト:
https://kaji-shien.go.jp/

・本事業に関する経済産業省のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000082634.html

◼️タスカジと一緒に本実証事業を進めてくださる企業を募集

タスカジと一緒に、本実証事業を進めてくださる企業様を募集します。

◎実証実験開始:2024年5月頃から

◎タスカジの家事代行サービス
・料理、作り置き
・掃除
・整理収納
・洗濯

※上記メニューは、いずれも「スポット利用」「定期利用」ともにご利用いただけます。

※タスカジの家事代行は、掃除だけでなく、「料理・作り置き」「整理収納」のニーズがとても多く、対応可能なタスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)も多く登録しています。

◎本実証事業についてご興味がある企業様は、下記タスカジのフォームからお申し込みください【〜5月10日(金)まで】。
※お申し込みいただいた企業様には、説明会を実施します。
https://forms.gle/DviFL3kVGZNQRGNn9

◎本実証事業の活用を検討中の事業者様は、下記サイトをご確認ください。(実証事業のWEBサイト)
https://kaji-shien.go.jp/introduction/

◼️タスカジの取り組みについて

少子高齢化による労働力減少に伴い、人手不足が叫ばれています。また、近年では共働き世帯が約7割(*1)となっており、働き手世代の仕事・育児・家事の負担が大きくなっています。

タスカジは、家事負担が女性に偏っていることが理由で望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げたサービスです。高価なイメージが先行していた家事代行をマッチングプラットフォーム型のビジネスモデルで運営することにより、1時間1500円からという、必要な方はどなたでも利用していただける業界最安値水準の料金での提供が可能となりました。

2014年にサービスリリースして今年で10年、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしてきました。また、家事代行の認知は高まっても利用に対する抵抗感が強く高いハードルがあるが、利用したら満足度は高いなど、利用ユーザーのアンケートや定点調査を通して見えてくる「家事代行利用の現状」の発信(図1〜図4)や、旧来型の家事の捉え方に対する意識改革など、さまざまな取り組みや発信をしています。その中で、家事代行は女性の家事負担の軽減に貢献すること、キャリア形成に有効であることがわかっています(図5,図6)。

「世界中の家事をゼロにする」を目標に、生活インフラとして家事代行を必要とする人たちが誰でも利用することが当たり前の世の中になるよう、タスカジは今後も取り組みを続けてまいります。

(*1)厚生労働省「共働き等世帯数の年次推移」よりタスカジ算出:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/20/backdata/1-1-3.html 

 

<タスカジ研究所のユーザー調査>

左:【図1】、右:【図2】

【図1】【図2】出典:2023年10月タスカジ研究所『「家事代行の利用前に感じるハードルと乗り越え方」を調査 〜家事代行利用のはじめの抵抗感は70%に上り、利用きっかけの多くは「限界に達したから」と回答〜』
https://corp.taskaji.jp/information/release/2023/10/19/survey008/

家事代行を利用する前に抵抗感を持っていた人は、約70%に上りました。また、抵抗感の理由としては「他者が家に入ることへの抵抗感」「頑張れば自分でできると思った」「他者に家事をしてもらうことへの罪悪感」続き、家事代行利用までには想像以上に高い壁が立ちはだかっています。

家事代行における利用のハードルは単純なものではなく、複数の心理的・物理的ハードルが折り重なっていますが、それらの1つでも解消に近づくとハードルは下がり、乗り越えやすくなります。そのため、家事に対するマインドや考え方を意識的に変えていくような「自分と向き合う」ことだけでなく、自治体や企業をはじめとする周りからのサポートもとても重要だとタスカジでは考えています。


【図3】

【図4】

【図3】【図4】出典:2024年4月タスカジ研究所『家事代行利用の実態調査』https://corp.taskaji.jp/information/release/2024/04/03/survey10/
https://corp.taskaji.jp/information/release/2024/04/03/survey010-results/

子育てをしている共働き世帯の利用者がメイン層となるタスカジにおいて、家事代行利用のきっかけで一番多いのが「仕事や育児で家事に手が回らなくなった」でした。

家事代行を利用して良かった理由の一つとして、「会社からの補助が出るので、手出しの費用負担も少なく利用しない手はないと感じている。」と回答している人もいました。自治体の補助金や企業の福利厚生などによって家事代行が利用しやすい料金になることは、家事代行に対して何かしらの抵抗感を持ち、利用を開始するまでにハードルが高いと感じる人に向けて、大変有効な家事代行の利用促進策の一つになります。


【図5】

【図5】出典:2021年12月タスカジ研究所『「家庭内(ジェンダー間)の家事ギャップと家事代行利用の実態調査」を実施〜女性の家事負担軽減やキャリア形成には、男性の家事参画や家事代行利用も有効〜』
https://corp.taskaji.jp/information/release/2021/12/06/survey5/  

家事代行の利用前は女性に8割近く偏っていた家事負担が、家事代行の利用により6割程度まで軽減されました。それでも家事における女性の負担が高いことがわかりました。

【図6】

【図6】出典:2024年4月タスカジ研究所『家事代行利用の実態調査』https://corp.taskaji.jp/information/release/2024/04/03/survey10/
https://corp.taskaji.jp/information/release/2024/04/03/survey010-results/

「現在仕事でリーダー的な立場にいる人」「現在リーダー的立場を目指している人」を対象に、「家事代行は現在の立場での仕事をする上で、また目指す上で有効だと思いますか?」の質問に対し、約92%の人が「有効」「どちらかといえば有効」と回答しました。

キャリア形成に有効な理由として、「仕事や勉強に集中できる・時間を作る」「ストレスが減る、精神的な負担軽減」「生産性の向上」「QOLの向上」「体力確保」「いざという時の拠り所ができたことにより気持ちが安心する」といった意見がありました。

■タスカジのサービスについて

多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数約10万名以上。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。
https://taskaji.jp

■株式会社タスカジについて

社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL  : https://corp.taskaji.jp

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>

こちらのお問い合わせフォームから、広報担当までご連絡ください。