【タスカジ調査】コロナの影響での家事負担増は、いまだ半数以上。「家事の状況・イエナカ」に関する実態調査

〜コロナ感染拡大からもうすぐ1年。家の中の環境改善のために、整理収納への興味関心は約71%〜

シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、コロナ禍における現在の家事の状況や家に対する意識の変化を調査するため、タスカジユーザーを対象に「家事の状況、イエナカ時間についての実態調査」(タスカジ研究所調べ)を実施しました。

■ サマリー

(アンケート詳細は、下記参照)

<家事の負担状況について>
・「新型コロナウイルス感染拡大以前との日常」と現在を比較すると、57.6%の人が「以前より家事負担は大きくなった」と回答。その理由としては、在宅時間が増えたことが、直接的に家事負担の増加にも繋がっている。また、2020年6月に実施した同様のアンケートと比べたところ、負担が大きくなったと感じている人は約7ポイント増加している。

特に負担を感じる家事としては、第1位は「料理」で47.3%、続いて「掃除」23.9%、「片付け」22.6%。料理に負担を感じる理由としては、「昼食の準備」「料理回数が増えることによる買い物や洗い物が増えた」との回答が多く見られた。

・負担に感じている家事をどのように解消しているかの質問に対しては、第1位「家事代行に依頼している」で37.9%、第2位は「家事に優先順位をつけて『しないこと』を作る」で30.0%、第3位が「家族で分担している」で27.2%だった。一方で、35.0%もの人が「解消できていない(解決方法が見つかっていない)」と回答。コロナ禍で家事負担が大きくなっている家庭が半数以上いる中で、さらに現在の状況が長期化すると、家庭の負担や疲労は大変大きいものになっていくと考えられる

<家の中の環境について>
84.4%の人が「イエナカ時間を通して、現在自分の家の中をもっといい環境にしたいという思いが湧いている」と回答したが、6月時と比べて約6ポイント下がった。

約99%もの人が「家の中をもっといい環境にするための取り組み」に興味をもっており、その中の44.7%の人が心地よい生活を送るために、実際に取り組みを実践している。6月時のアンケートと比べたところ、今回の「取り組みをしている」の回答は約7ポイント下がった。原因の一つとして、在宅時間は長いままとはいえ、仕事や日常生活が忙しくなり、心地よい生活環境を求めていてもなかなか着手できない人が増えているのではと推測する。

家の中の環境をより良くするために取り組んでいること・興味があることとして、第1位は「部屋や収納スペースの片付け・整理収納」で71.1%。続いて2位は「今まで手をつけなかった場所の掃除」で49.3%、3位は「家事代行の利用」で44.1%、4位は「家や家事に関連する書籍やSNSを見る」の39.3%。整理収納関連に対する興味関心が大きく、また取り組みたいことがより明確になってきている人が増えていると推測する。掃除・片付けは、本・SNS・You Tube・WEBサイトなど、さまざまな情報をチェックして実践する人が多く見られた。

<年末年始の過ごし方について>
・2020年−2021年の年末年始の過ごし方は、「自宅で過ごす」と回答した人が70.4%(2020年12月前半時点)。

・自宅での過ごし方としては、「特別なことをせずにゆっくり過ごす」が71.3%。また、「いつもの休日と変わらない家事をする」が33.7%、「家族で遊ぶ」が33.1%。また、「おせち料理や正月料理などを購入する」「おせち料理や正月料理を作る」など、自宅で正月を迎えるための準備をするという回答や、片付け・整理収納の回答も多く見られた。


<アンケート  一部抜粋>

 

<調査概要>
■調査名:2020年12月家事の状況・イエナカ時間についての実態調査(タスカジ研究所調べ)
■実査時期:2020年12月4日(金)~2020年12月7日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:タスカジユーザー 20~80代の男女
■回答者数:243名

背景

2020年5月(*1)と6月(*2)に当社の「タスカジ研究所」がおこなったユーザー調査では、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、家庭の家事負担が大きくなったと感じたり、外出自粛の「イエナカ時間」を通じて自分の家の中をもっといい環境にしたいという思いが湧いてきたと感じる人が多数いるなど、コロナ禍での家事の状況や生活環境に対する意識について調査し、発表しました。

それから約半年が経ち、依然としてコロナの影響を受けた生活が続いています。そうした中で、現在の家事の状況や生活に対する意識など、どのように変化したり何を課題としているのかについて、調査を実施いたしました。

(*1)出典:2020年5月タスカジ「『イエナカ時間・家事の状況』についての実態調査」https://corp.taskaji.jp/news/2020/05/01/survey2/

(*2)出典:2020年6月タスカジ「緊急事態宣言解除後の『家事の状況・イエナカ』に関する実態調査」https://corp.taskaji.jp/news/2020/06/19/survey3/

 

<キャンペーン実施>
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■2021年1月2日(土)13:00-14:00
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※事前準備として材料購入等が必要です。

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【別紙1】
アンケート「2020年12月 家事の状況・イエナカ時間についての実態調査」詳細

(1)新型コロナウィルス感染拡大前と比較して、各家庭の「家事の状況」について

(1−1)新型コロナウイルス感染拡大前と比べての『在宅時間』

約75%が「在宅する時間は増えた」と回答。依然として、イエナカ時間は多い。

(1−2)現在の家事負担の度合い

57.6%は、コロナ感染拡大前の日常と比べて、「家事負担は大きくなった」と回答

また、2020年6月に実施した同様のアンケートと比べたところ、負担が大きくなったと感じている人は約7ポイント増加している。6月に比べて微増しているのは、(1−3)(1−4)の理由から見ても、コロナの長期化が影響していると考えられる。

(1−3)家事負担が大きくなった理由

(1−4)家事負担が大きくなった理由(自由回答)*一部抜粋

57.5%が「週末に家にいる時間が増えたから」と回答。続いて、「テレワークで家にいる時間が長くなったので、家事の作業量が増えた」が53.4%。在宅時間が増えたことが、直接的に家事負担の増加にも繋がっていることがわかる。

(1−5)特に負担を感じる家事

(1−6)特に負担と感じる具体的な家事内容(自由回答)*一部抜粋

特に負担を感じる家事としては、第1位は「料理」で47.3%、続いて「掃除」23.9%、「片付け」22.6%だった。料理に負担を感じる理由としては、自由回答で「昼食の準備」「料理回数が増えることによる買い物や洗い物が増えた」との回答が多数あった。

(1−7)家事負担の解消方法

(1−8)家事負担の解消方法(自由回答)*一部抜粋

家事で負担に感じていることを現在どのように解消しているかの質問に対しては、第1位は「家事代行に依頼している」で37.9%、第2位は「家事に優先順位をつけて『しないこと』を作る」で30.0%、第3位が「家族で分担している」で27.2%だった。

一方で、35.0%もの人が「解消できていない(解決方法が見つかっていない)」と回答。コロナ禍の家事負担が大きくなっている家庭が半数以上いる中で、さらに現在の状況が長期化すると、家庭の負担や疲労は大変大きいものになっていくと考えられる。

(2)家の環境について

(2−1)家の環境についての意識

依然として、84.4%の人が「イエナカ時間を通して、現在自分の家の中をもっといい環境にしたいという思いが湧いている」と回答したが、6月時と比べて約6ポイント下がった。

(2−2)家の中をもっといい環境にするための取り組みについて

約99%もの人が、「家の中をもっといい環境にするための取り組み」に興味をもっており、その中の44.7%の人が心地よい生活を送るために、実際に取り組みを実践している。

6月時と比較すると、今回の「取り組みをしている」の回答は約7ポイント下がった。原因の一つとして、在宅時間は長いままとはいえ、仕事や日常生活が忙しくなり、心地よい生活環境を求めていてもなかなか着手できない人が増えているのではと推測する。

(2−3)家の中をもっといい環境にするためにしていること

(2−4)家の中をもっといい環境にするためにしていること(自由回答)*一部抜粋

家の中の環境をより良くするために取り組んでいること・興味があることとして、第1位は「部屋や収納スペースの片付け・整理収納」で71.1%。続いて2位は「今まで手をつけなかった場所の掃除」で49.3%、3位は「家事代行の利用」で44.1%、4位は「家や家事に関連する書籍やSNSを見る」で39.3%だった。このイエナカ時間を通して、家の中の環境をよくするために取り組みたいことが、より明確になってきている人が増えていると推測する。

具体的内容としても整理収納関連のコメントは多く、また、掃除・片付けは、本・SNS・You Tube・WEBサイトなど、さまざまな情報をチェックして実践する人が多く見られた。

(2−5)家の中の環境をよくするために取り組んでいることで、「他の人にぜひおすすめしたいこと・モノ」があれば教えてください(自由回答)*一部抜粋

(3)年末年始の過ごし方について

(3−1)今年の年末年始の予定

(3−2)今年の年末年始の過ごし方の理由

2020年−2021年の年末年始の過ごし方は、「自宅で過ごす」と回答した人が70.4%(2020年12月前半時点)。そのうちの72.2%は「コロナ感染予防のため」と回答。

この12月でコロナ感染者がさらに増えている現状より、予定変更して自宅で過ごすことにした人も増えていると推測される。

(3−3)年末年始にしたいこと

(3−1)で年末年始は自宅にいる予定の人の過ごし方としては、「特別なことをせずにゆっくり過ごす」人が71.3%。また、「いつもの休日と変わらない家事をする」が33.7%、「家族で遊ぶ」が33.1%だった。

また、「おせち料理や正月料理などを購入する」が28.7%、「おせち料理や正月料理を作る」が11.8%と、自宅で正月を迎えるための準備をするという回答や、片付け・整理収納の回答も多く見られた。

「いつもは時間が取れなくてできないこと」の具体例としては、

・整理収納(クローゼット)や断捨離
・大掃除
・料理
・仕事
・動画配信サービスの視聴、ゲーム
・運動、ストレッチなど体のケア

などがあがった。

(4)心境の変化について

(4−1)現在感じている、ライフスタイル・ワークスタイルの変化による心境の変化などがあれば教えてください(自由回答)*一部抜粋

<調査概要>
■調査名:2020年12月家事の状況・イエナカ時間についての実態調査(タスカジ研究所調べ)
■実査時期:2020年12月4日(金)~2020年12月7日(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:タスカジユーザー 20~80代の男女
■回答者数:243名

タスカジのサービスについて

https://taskaji.jp
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービス。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしてきました。「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革に挑戦し「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けとなり、家事はクリエイティブな仕事であると発信し、証明し続けています。2020年12月、ビジョンを「自由な選択で、自分らしく生きることができる世界」に再定義し、「あたらしい家事文化をつくる(「核家族から拡大家族へ」家族の形を再定義、家事の知見を社会へ還元)」というミッションに向かって邁進しています。利用者数約75,000名、登録タスカジさん数約2,500名(2020年12月現在)。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。

■株式会社タスカジについて

社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL  : https://corp.taskaji.jp

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