家事代行「タスカジ」、ハウスキーパー“タスカジさん”の副業の状況を調査

〜本業はフルタイムのオフィスワーク&週末限定でタスカジさん業をしている方、他サービス業との複業をしている方など、タスカジさんの働き方事例もご紹介〜

News Letter ニュースレター

シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、タスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)の副業の状況について調査いたしました。

副業元年と呼ばれる2018年の厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」から早5年、2022年7月にはガイドラインも改定され、副業を認める企業も増えてきました(※1)。シェアリングエコノミー型の家事代行サービスであるタスカジは、家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐマッチングサービスです。個人としてサービスに登録するため、本業や複数の仕事を掛け持ちしながら「タスカジさん」として働いている人も多くいます。

春は新年度や新生活が始まる季節。新しいことへのチャレンジとして副業を考えられている方も多いと思います。今回のニュースレターでは、「タスカジさん」の副業・複業の状況と事例をご紹介します。

(※1)経団連実施の会員企業を対象にした調査によると、副業を認めている会社は2020年4-6月調査時点で22%、2022年7-8月調査時点で53%
https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/081.pdf
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/090.pdf

◎「タスカジ」プラットフォーム内での副業状況について

((*):過去にタスカジさんと並行して別の仕事もしていたが、現在はタスカジさんの仕事が専業の人)

【副業の状況について】

回答者の約8割弱の人が、副業・複業の経験者でした。また、68.3%は、現在もタスカジさんの仕事と並行して副業(複業)をしていると回答しました。

【副業(複業)をしている人がタスカジで働く頻度】

1回3時間のタスカジの家事代行を、「週に1~2枠(3〜6時間)」で働いているという人が一番多く、39%でした。続いて、「週に3~5枠(9〜15時間)」で働いている方でした。

<理由>
・(タスカジさんの副業を)始めたばかりのため、少しずつ慣らしている(週1~2枠)
・土日以外は本業が毎日あるので(週に1~2枠)
体力的に、兼業しているデスクワークとのバランスを取っている(週に1~2枠)
・体力と精神的にベストだと思っている(週3~5枠)
(*)始めたばかりは飲食店でのシフトが決まっていたので(週に3-5枠程度)
本業の隙間時間を利用している。定期を入れずスポット依頼のみお受けしている(2週に1枠程度)

【副業・複業でタスカジで仕事を始めたきっかけ】
好きなことで、困っている人の役に立ちたかった。
・仕事の合間でできるから。
・本業が軌道に乗るまでの収入補填として。
コロナで先が見えなくなったので、何か収入を得たいと思った。
(*)人間関係に囚われたり、マニュアルに縛られず自分らしい料理の仕事ができると思えた。
(*)定年退職後の長く続けられる仕事をしたく、好きな料理の仕事を探していて見つけた。

【別の仕事をしながらタスカジで働くことのメリット・学びになっていること】
・仕事の進め方など、どちらの仕事も異なる角度で学べる。
別の仕事の経験が、タスカジの仕事に繋がっている(コミュニケーションや作業イメージなど)
・別の仕事も同じ業種なので、経験を増やすことができる。
・3時間が1つの単位と決まっているので、他の予定と組み合わせやすい

【別の仕事をしながらタスカジで働く上で、大変だった・困ったこと】
・両方の仕事のスケジュール調整が大変。
・タスカジの枠を開けたくても開けられないなど、スケジュール調整によって収入が定まらない

【別の仕事をしながらタスカジさんとして働く上で、工夫している点】
・タスカジの依頼が急に入っても対応できるように、融通がきく職場・仕事にしている
スケジュール管理をタイトにしすぎない

【同じように副業・複業している方へのアドバイス】
空き時間で働けるので、料理や掃除・(整理収納)など家事が大好きな人は副業に良いと思います。
やりたいことに妥協しない、自由な働き方が魅力です。
・自分でうまく時間を調整すれば、やりたい仕事は続けられると思います。
無理をしすぎないこと、マイペースに行うことが大切だと思います。
・フリーランスの仕事ですが、タスカジさんは1人じゃないと感じることが多いです。(タスカジさんのコミュニティがあるので)フリーランスでの悩みや相談できる環境というのは少ないのではないでしょうか。

<調査概要>
・調査名:「副業(複業)・働き方に関するアンケート」
・実査時期:2022年10月24日(月)~2022年10月31日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:タスカジに登録するハウスキーパー
・回答者数:60名

◎家事もリスキリング(学び直し)。家事を体系的に学ぶことで、副業への挑戦をサポート

副業としてタスカジさんの仕事を始める際、まずは資格を取ってからチャレンジする人も多くいます。タスカジでは、仕事として家事をすることが未経験な方でも自信を持って仕事に臨めるよう、「家事クリエイター」という家事資格を掃除・料理の2分野で展開しています。

 家事クリエイター:https://kaji-creator.taskaji.jp/

「家事クリエイター」は、掃除・料理の各スキルを体系的に学べるだけでなく、自宅とは異なる第三者の家で、決められた時間内で家事の仕事をするためのコミュニケーションのコツも身につけられる資格です。自分では掃除や料理の家事は得意だと思っていても、他者へサービス提供するには自信がないという方に、スキル・コミュニケーションのノウハウを学んでいただき、資格を取得することで即戦力として副業にチャレンジしていただけます。

タスカジは、自分の得意なことを、好きなタイミング・頻度で働くことができる家事代行のマッチングプラットフォームです。副業・複業のハードルが低くなったり、自己実現を目指してリスキリング(学び直し)で家事関連の資格を取得する人が増えることにより、これまで以上に多様化した働き方を実現する人が増えると考えています。

変化の時代、タスカジでもさまざまな家事スキルを持ったタスカジさんが多様な働き方で活躍できるよう、タスカジさんコミュニティ(*2)やワークサポートプラン(*3)・家事資格制度など、さまざまな制度を用意してタスカジさんをサポートし、今後も個人が活躍し続けられる社会づくりに貢献してまいります。

(*2) タスカジさんコミュニティ:https://corp.taskaji.jp/information/newsletter/2021/10/25/newsletter_21103/ 
(*3) タスカジさんワークサポートプラン:https://corp.taskaji.jp/information/release/2021/06/23/worksupportplan/ 

◎副業(複業)しているタスカジさんの事例

■タスカジさん名:ともさん
■業務分野:料理・作り置き

■働き方
平日は外資系企業でフルタイムでのオフィスワーク、タスカジさんの仕事は週末に入れて活動。

■タスカジで働き始めたきっかけ(一部抜粋)
・実家で学生の時から家事の仕事をしていました。料理が好きですし、家事は苦ではなかったので、当時から家政婦の仕事が向いているんじゃないかなと思っていました。家政婦の仕事というのはまだまだ富裕層向けのサービスというイメージが強く、職業としては意識していなくて、私は学校を卒業して企業に就職し、事務の仕事につきました。

・(一旦事務の仕事を辞めリフレッシュの気持ちで飲食店で働きはじめ、とても楽しく仕事をしていたが、)アルバイトなので収入が少なく、「どうしよう」と思った時に、副業という働き方を選択しました。平日は派遣で事務の仕事をしながら、夜や週末に飲食店でアルバイトをするという働き方を始めました。

・一般家庭向けの家事代行業があるというのを知りました。これはまさに私が昔思い描いていた家政婦の仕事だなと思ったんです。それからすぐに説明を聞きに行って登録し、仕事を始めました。


■ダブルワークだからこそ、実感するやりがい(一部抜粋)
複数の収入源があるということは、一つなくなったとしても、いきなり収入がゼロになるわけではないという安心感がありますね

・(平日は在宅で仕事をしているので、)週末にお客様のご自宅にお伺いするために普段自分が行くことのない駅に降り立つというのは、大変リフレッシュにもなりますし、運動不足の解消にもなります。

・お客様から「ありがとう」「助かりました」という純粋なお言葉をいただくと、それは本当に嬉しいし、役に立てているんだな、という実感を持てます。


■タスカジさん名:ゆみ先生
■業務分野:整理収納

■働き方
他サービス業(葬祭業)とのダブルワークで活動。
(タスカジさん・葬祭業ともに、週2-3回程度で半々)

■タスカジさんとして働き始めたきっかけ(一部抜粋)
今、本当に自分のやりたいことをやるかという選択肢を考えた時に、どうしても整理収納の仕事をやりたいと思いました。思い切って保育士の仕事を辞めた後、最初は整理収納アドバイザーとして個人で開業しようと思っていたんですが、現場の経験が少ない上に集客ノウハウも全くなく、ホームページやSNSなどの武器も何もなかったので、本当に課題が山積みでした。

働く時間が選べること、個人事業主として働けること、現場に出る機会もいただけるということが魅力でした。家庭と両立しながらも自分の好きなことにしっかり打ち込めて、しかも社会の誰かの役に立つという、まさに自分が求めていた条件にぴったりのお仕事だったので、すぐに始めることにしました。


■大変だったこと、工夫していること(一部抜粋)
・大変だったのは、スケジュールを自分でしっかり管理する必要があることです。ダブルワークをすることで中途半端にならないように、移動時間に復習をしたり、行動しながら覚えるようにしています。

・やってみてわかったのは、人は何でも好奇心と危機感を持って行動しながら覚えていくと、どんなことでも何歳でも身につくっていうことですね。

・子供がいるので、病気とか急なことでどうしても仕事を休まなければならない時というのが出てくるんですけれども、タスカジさんの仕事では、キャンセルの他に日程変更でも対応できるので、お客様にそういったシステムのことは事前にお伝えして、できるだけリスク回避をするようにしています。


◎事例記事はこちら:
(2022年11月開催「シェアフェス2022」イベント:レポート副業(複業)をテーマにしたタスカジ代表 和田とタスカジさんのトークセッション 〜タスカジ流 副業で家事をプロスキルにする〜)

【前編】“タスカジさん”になるための条件とは 
https://taskaji.jp/plus/column/1871/

【後編】家事代行の副業ってどうやってるの?現役タスカジさんのリアルな声
https://taskaji.jp/plus/column/2277/ 

◎タスカジさん(ハウスキーパー)募集中!

あなたの家事には、価値があります。
未経験OK・副業OK! 最高時給2,150円、1回3時間からお仕事可能です。

▼タスカジさん募集サイトはこちら
https://taskaji.jp/keeper/fun/

◎タスカジのサービスについて

https://taskaji.jp
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数約11万名、登録タスカジさん数約4,000名(2023年3月現在)。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。

◎株式会社タスカジについて

社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL  : https://corp.taskaji.jp

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>

こちらのお問合せフォームから、広報担当までご連絡ください。