梅雨シーズン到来!掃除のプロがカビ予防術を伝授!梅雨入り前にやっておくべきこと3選〜浴室・エアコン・窓周辺〜

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シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、掃除・料理・作り置き・整理収納・洗濯など、8つの業務分野での家事代行の依頼が可能です。

今回、梅雨シーズンが目前となり家庭で悩まれることの多い「カビ対策」について、掃除を業務としている家事のプロ・タスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)が実践する、家庭でできるカビ予防術をご紹介します。

■梅雨は、特にこんな場所のカビに要注意!

浴室、洗面ボウル、トイレの便器のフチ裏、キッチンのシンク、また、湿ったタオルをかけている壁などもカビの注意が必要です。カビが発生しやすい梅雨は、特に汚れを残しておかないようにしましょう。

また、ゲタ箱の中、クローゼットの中、押入れの中、洗面所やシンク下の収納は、気づきにくいですが湿気がこもりやすい場所です。除湿剤を上手に使う、風通しをよくする、詰め込みすぎないなどの対策をして、カビが生えないように注意しましょう。

■掃除のプロの「タスカジさん」に聞いたカビ予防術3選

カビは、温度・湿度・栄養の3つが揃うことで繁殖します。カビの予防には、カビが繁殖する原因を排除することが効果的です。

※紹介のカビ予防術は、カビが生えていない状態を想定しています。すでにカビが生えている場合は、掃除してカビや汚れを一旦除去してから実施してください。

  • 浴室編「50度以上の熱めのお湯をシャワー&天井掃除」
    毎日使う浴室は皮脂や湿気が残りやすく、カビが発生しやすい場所です。カビは高温多湿を好むことから、これからの梅雨シーズンにかけて多く発生しやすくなります。

    浴室のカビを予防するためには、カビが発生しやすい条件をなるべく減らすのが効果的です。最もカビ予防すべき場所は浴室の「天井」です。黒いポツポツなどのカビが生えている場合は床用ワイパーに濡れたクロスを巻き、2プッシュ程度の少量のカビ取り剤(泡タイプ)をつけて、天井を拭きます。カビがない場合は、セスキなどの二度拭き不要の洗剤を濡らしたクロスにかけて、天井を拭きます。

    ※天井を拭くときは、少量にし、洗剤が垂れないように注意してください。

    また、入浴後に床や壁、天井などの水分を拭き取るだけでもカビの発生を防ぐことができます。さらに50度以上の熱めのお湯を立ったときの腰下くらいの位置からゆっくり壁にかけると、栄養源となる皮脂汚れや石鹸カスを除去するとより効果的になります。熱めのお湯をかけた後は、スクイジーなどで水気を切り、換気扇を回す・窓を開けるなどをして、しっかり水分を飛ばしましょう。サーキュレーターを使って、温度と湿度を下げるのも良いです。
浴室の天井を拭くイメージ
  • エアコン編「使用後30分は送風運転」
    エアコンのカビの原因は、エアコン内部に発生した水分とフィルターや本体に溜まったホコリです。エアコンのドライ運転は部屋全体を除湿してくれますが、エアコン内部では水分が発生してしまい結露ができてしまうため湿度が高くカビが生えやすくなってしまいます。

    最近のエアコンには​​、冷房や除湿で濡れた室内機の内部を乾燥させてカビやニオイの発生を抑える機能「内部クリーン機能」が付いているものも多いので、まずはこの機能がオンになっているかを確認。内部クリーン機能がない、またはオフにしている方は、カビ予防をするには、エアコンを使い終わった後、30分間程度送風をかけることが有効的です。エアコンを止める前に約30分送風運転をすることでエアコン内部が乾燥するので湿度を大幅に下げることができます。

    また、エアコン本体やフィルターのホコリはまめに取っておきましょう。

  • 窓周辺編「濃度70-80%の消毒用エタノールで除菌」
    窓や窓周辺のカビ予防対策には消毒用エタノールを活用します。消毒用エタノールは、カビの細胞を破壊することができ、濃度70-80%の消毒エタノールが効果的と言われています。

■カビが発生した場合の落とし方とは

カビがすでに発生してしまった時には、なるべく早く対処することが必要になります。カビは胞子を飛ばして周りにどんどん拡散していきます。被害の少ないうちに以下の方法で対処していきます。

  • カビ取り剤を使う前に、必ず水分の拭き取りを
    カビ取り剤を使う前は壁や床などの水分をスポンジやタオルなどでしっかり拭きとっておくことが大切です。水分が残っているとカビ取り剤が薄まって効果が弱くなってしまいます。浴室内が乾燥した状態で作業すると効率的です。
  • (平らな場所は)ラップを使ってカビを密着
    平らな場所にカビが発生したときは、カビ取り剤の上からラップをかけて覆うことで洗剤が流れ落ちずに密着し、カビに浸透させることができます。この方法は浴室の壁などにカビが発生したときにも使えるテクニックです。使い終わったラップは塩素系漂白剤が付着しているため素手で触らないように注意し、ビニール袋などに入れて密閉してから処分します。
  • 台所用塩素系漂白剤ペーストで除去
    浴室のパッキンやタイルについた、しつこい黒カビは、台所用塩素系漂白剤ペーストを使うと綺麗に落とすことができます。台所用塩素系漂白剤は衣類用の塩素系漂白剤でも代用可能です。台所用塩素系漂白剤と片栗粉1:1の割合で混ぜてペースト状にしたものをカビの生えている箇所に塗ります。ラップをしてそのまま1時間以上放置し、シャワーで洗い流します。

    ※漂白剤は手荒れの原因になるため、ペーストを作るときはゴム手袋等の着用も重要です。また必要に応じてマスクや目元を守るゴーグルなども準備し、しっかりと換気を行います。

■その他、梅雨時期に多いお悩みは?

  • 部屋干しのニオイ
    洗濯前後に「臭い」の原因となるものをできるだけ取り除いておくことが大切です。洗濯機で洗濯をする前に、まずはきちんと汚れを落とすこと(プレ処理)。洗濯物そのものの汚れや雑菌が残っていると、干し方が良くても臭いが残ります。洗濯前のプレ処理、または洗濯洗剤と一緒に使うことで効果を発揮する洗剤などを併用することで、汚れはしっかり落とすようにします。

    また、洗濯が終わったら、洗濯槽の臭い移りがしないようにできるだけ早く洗濯機から取り出すことも、臭い防止のために大事なことです。

    洗濯後は、干す場所や干し方も大事な要素。できるだけ風通しの良い場所で、早く湿気を飛ばすために扇風機やサーキュレータ、除湿器などを上手に使いましょう。

    また、臭いをなくそうと香りづけのために必要以上に柔軟剤を入れるのは、衣類の吸水性を損なわせるなどのデメリットもあります。必要以上に頼るのではなく、素材によって使い分けるのも快適に洗濯をするコツです。

*ご紹介の予防法・掃除法・洗濯のコツは一例となります。カビ・汚れの内容や場所・状況、タスカジさんによっても、方法はさまざまに異なります。

今回ご紹介した内容以外にも、タスカジさんコミュニティ(*1)には、「このような場合はどうしたらいいの?」といった業務上の悩みが解決できるオンライン上で話す場や学べる場があり、フリーランスとして活動していても同じプラットフォームで活動する仲間と共に成長しあえる場所を作り切磋琢磨することで、サービス品質を向上させています。

​​(*1)タスカジが提唱する「コミュニティ循環型サービス運営モデル」https://corp.taskaji.jp/information/newsletter/2021/10/25/newsletter_21103/

■タスカジのサービスについて

多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数約10万名、登録タスカジさん数約2,600名(2022年3月現在)。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。
https://taskaji.jp

■株式会社タスカジについて

社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL  : https://corp.taskaji.jp

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