〜現状を受け入れ、約9割が自分の住環境をもっと良くしたいと前向きな活動にシフト〜
シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、家の中を世界で一番楽しい場所にする「イエナカ世界一社会実験プロジェクト」の一環として、新型コロナ感染拡大前と現在での家事の状況や家に対する意識の変化を調査するため、タスカジユーザーを対象に「『イエナカ時間・家事の状況』についての実態調査」を実施しました。
■「『イエナカ時間・家事の状況』についての実態調査」サマリー
・新型コロナ感染拡大の影響で、家事時間が増えたと回答した人は78%。その中でも特に、「料理時間」は75%の人が、「片付け時間」は58%の人が増えたと回答。 ・特に困っていたり負担に感じる家事の1位は「料理」40%。 理由としては1位「頻度が多く、都度捻出するのが大変」、2位「料理のレパートリーが少ない」、3位「やる気が起きない」であり、頻度の多さやレパートリーの少なさが課題となっている。 ・パートナーの家事参加について、1位は「以前と変わらない」が48%、2位は「増えた」が29%。子供の家事参加は1位「以前と変わらない程度」が29%、2位「全くしない」が28%、3位「増えた」が27% 。家族の在宅時間が長くなったため、パートナーや子供など家族との家事シェアは一定の割合で進んでいると考えられる。 ・生活に関しては、現状にストレスを感じてる人が4%いる一方で、家の中での活動を充実させたい人が全体の49%にも及び、「イエナカ時間」を通して、自分の家の中をもっといい環境にしたいと考える人が89%という結果になった。現状を受け入れイエナカへの前向きな意識が非常に高まってきていると考えられる。
■「『イエナカ時間・家事の状況』についての実態調査」の詳細
Q1、新型コロナ感染拡大により、在宅の時間は増えましたか?
全体の9割が「在宅の時間が増えた」と回答(「大幅に増えた」が71%、「少し増えた」が20%)。
Q2、新型コロナ感染拡大の影響でどのような心境や活動の変化が起こっていますか?(複数回答可)
「ストレス」を感じていると感じている人が4%いる一方で、「家の中の時間の使い方を充実させたいと考えるようになった」と答えた人が49%、続いて「ストック置き場の見直し」「家族と仲良くするための関係づくり・場所づくり」「いままで気になっていて取りかかれなかった家事に着手」としたことが、心境の変化や活動の変化として起こる人が多いことがわかりました。急激なライフスタイルの変化で在宅時間が長くなったことにより、1日の多くを過ごす「家の中」をいかに楽しくストレスフリーのより良い場所にするか、について前向きな意識を向けて考える人が増えているようです。
Q3、新型コロナ感染拡大以降、以前より家事をする時間が増えましたか?
Q4. 家事時間が増えた家事は具体的には何ですか?(それぞれ1つずつ回答)
全体の78%もの人が、新型コロナ感染拡大以前より家事をする時間が増えたと回答、その中でも特に、75%もの人が「料理」をする時間が増えたと回答する結果となりました。休校・在宅勤務によりランチの準備が増えた上に、外食や飲み会もできないことにより、家族全員分の1日3回の食事すべてを自宅で準備しなくてはならなくなったことが、料理にかける時間が増えた理由と考えられます。 他の回答では、「買い物の時間(回数・量)」「食器洗い」「献立を考える時間」といった内容が挙がりました。
Q5. 家事について、特に困っていたり負担に感じる分野は何ですか?
Q4で「時間が増えた家事」として圧倒的に回答が多かった「料理」が「負担に感じる家事」40%と最も多く、続いて片付け、掃除、洗濯との順番となっており、時間の増加と負担感に相関関係が見られます。「時間が増えた」家事ほど、「負担と感じる家事」にもなっていると考えられます。理由としては1位「頻度が多く、都度捻出するのが大変」、2位「料理のレパートリーが少ない」、3位「やる気が起きない」であり、頻度の多さやレパートリーの少なさが課題の一つとなっているようです。
Q6.新型コロナ感染拡大以前、ご家族の中で家事をメインにしていた方はどなたですか?
新型コロナ感染拡大前、家事をメインにしていたのは「妻」が70%、続いて「夫婦で半々」が17%、「自身(単身世帯)」が10%で、「夫」は2%という結果になりました。夫婦間の家事シェアは進みつつあるが、今回の調査対象のタスカジのメインユーザー層は子供がいる共働き家庭であることを考えると、仕事・家事・育児と妻の負担が大きかったことがわかります。
Q7、新型コロナウィルス感染拡大前と比べて、家族の家事参加は増えましたか?(パートナー)
Q6に続く質問で、パートナーの家事参加は「以前と変わらない程度でやっている」が48%に続き、「家事参加が増えた」が29%となり、パートナーも一緒に家事をする家庭が一定数増え、家事シェアがより進んだことがわかりました。パートナーも同様に在宅勤務・外出自粛で、飲み会や外出が減り、家にいる時間が長くなったからだと考えられます。 また、家事参加が増えた人の場合、「料理」「ご飯の後片付け」「部屋の片付け」「ゴミ捨て」を今回を機にするようになったという回答が多く見られました。
Q8、新型コロナウィルス感染拡大前と比べて、家族の家事参加は増えましたか?(子供)
子供の家事参加は「以前と変わらない程度」29%、「全くしない」28%、「増えた」27%と、どれもがほぼ同水準であることがわかりました。「増えた」比率は27%とパートナーとほぼ同じ数値となっており、パートナー・子供を含めた家族全体に家事シェアが広がっていることがわかります。「全くしない」の理由としては、子供がまだ小さいこともあるようです。また、今回を機にするようになった家事で回答が突出して多かったのが「料理」でした。料理は一緒に会話しながら楽しく作業しやすいという特徴があるというのも考えられます。他、「ご飯の後片付け」「洗濯物を干して取り入れる」「部屋の片付け」などの回答がありました。
Q9、「イエナカ時間」を通して、自分の家の中をもっといい環境にしたいという思いが湧いてきていますか?
家の中で過ごす時間が増え「「イエナカ時間」を通して、自分の家の中をもっといい環境にしたいという思いが湧いてきていますか?」という問いには89%もの人が「そう思う」と回答しました。
Q10、家の中の環境をよくするために興味があることや気になっていることなどがあれば教えてください。(複数回答可)
家の中の環境を良くするための「家事代行」「レシピアプリ・サイト」がともに46%で1位でした。家事時間が増えた・負担と感じる人が多かった「料理」関連をまずは課題解決したいと思う人が多いと考えられます。
■ライフスタイル・ワークスタイルの急激な変化による心境の変化など(自由回答)
・仕事と普段の家事に加えて、子供の勉強から食事の用意から全て負担が自分にかかってきて辛い。 ・小さな子供が常に家にいるので作業効率が下がる上に、自分の時間がない。 ・家事・育児・仕事から一時的にでも解放される時間をもっと積極的に作らないと、心身ともに無理が出てくるように感じている。 ・リビングが学習、仕事、遊びの場になり、食事以外の場所になった。 ・自宅を快適にしようとする気持ちが高まった。 ・これからは積極的に夫に家事参加させようと思っている。 ・価値観を考え直す機会になっている。 ・外出できない分、いかに家での時間を楽しく過ごすか工夫するようになった。
■回答者プロファイル
<調査概要>
■調査名:「イエナカ時間・家事の状況」についての実態調査
■実査時期:2020年4月28日(火)~2020年4月29日(水祝)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:タスカジユーザー 20~80代の男女
■回答者数:393名(20代10名、30代137名、40代170名、50代59名、60代16名、80代1名)
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、2014年7月にサービス開始したシェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービス。プロフィールとレビューを見て、自分にぴったりの人を選べます。1時間1,500円からで、依頼主には低価格、タスカジさんには高時給という、双方とも嬉しいビジネスモデルになっています。利用者数約67,000名、登録タスカジさん数約2,300名(2020年4月現在)。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。
■株式会社タスカジについて
社 名 : 株式会社タスカジ 設 立 : 2013年11月6日 代表者 : 代表取締役 和田幸子 所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301 事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営 URL : https://corp.taskaji.jp
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
こちらのお問合せフォーム から、広報担当までご連絡ください。