
はじめに
「モノからコトへ」──その消費行動の変化は、家庭内にも広がっています。 料理の外注や片づけ代行、宅配食、サブスク家電など、“家ナカサービス”が支持を集める背景には、共働き世帯を中心とした「暮らしの質」を高めたいというニーズがあります。
家事代行プラットフォーム「タスカジ」には、13万人超の利用者と4,000人超のハウスキーパーが登録。日々のやりとりを通じて、リアルな生活実態に即した定性的・定量的データが蓄積されています。
「料理を外注したら、子どもと向き合う時間が増えた」
「片づいた部屋で過ごすと、夫婦の会話が増えた」
モノでは得られない“体験価値”が、家の中で確かに生まれています。
共働き世帯における「暮らしの再設計」
タスカジの利用者は、30〜40代の共働き家庭が中心。 効率化のためではなく、暮らしをどう設計し直すかという視点で家事アウトソーシングを活用しています。
「時間を買う」のではなく、「余白を設計する」。 その余白に、子どもとの会話や自分自身の回復時間が戻ってきたという声が寄せられています。
家事支援サービスはすでに“特別な手段”ではなく、“合理的な生活設計の一部”へ。2024年には経済産業省の『家事支援サービス福利厚生導入実証事業』にも採択され、企業や自治体による導入が進んでいます。
▼参考記事
タスカジ、経済産業省『家事支援サービス福利厚生導入実証事業』に採択!8社が福利厚生にタスカジを導入し、働き方改革を加速 | 株式会社タスカジ
家ナカの変化を誰が先に捉えているのか?
家の中の“体験価値”を誰よりも早く見抜き、取り入れているのが、タスカジのユーザー層です。
イノベーター理論におけるアーリーアダプターは、市場全体の13.5%。 新しいサービスへの感度が高く、自ら試し、その価値を発信できる“先行採用層”です。
家事代行という新たなカテゴリを早期に受け入れ、活用しながら、自分の言葉でその価値を周囲に伝えてきたタスカジユーザーは、家ナカサービス市場の成長をけん引する存在といえます。
アーリーアダプターを起点に、企業は何をすべきか?
新しい商品やサービスを市場に浸透させるには、大衆より先に“感度の高い生活者”を見極める必要があります。 それがアーリーアダプターです。
1. 本質を見抜く「目利き層」
アーリーアダプターは、単なる“新しもの好き”ではありません。 「これはなぜ必要か」「生活にどう影響するか」を、自分ごととして深く考えます。 そのため、商品やサービスの本質的価値が届いているかを検証する“最初の評価軸”となります。
2. キャズムを越える“起点”
アーリーアダプターに評価されることで、より慎重なアーリーマジョリティ層にも波及効果が生まれます。 「誰が使っているか」「どう評価されているか」は、次の層にとって重要な判断材料です。
3. 共創できる“発信パートナー”
アーリーアダプターは、体験価値を自分の言葉で語る力を持ちます。 「うちはこう使っている」「これで子どもが初めて完食した」といった実感を伴う言葉が、企業のマーケティングを補完します。
タスカジ研究所の提供価値
タスカジ研究所は、家庭という“暮らしの現場”に深く入り込み、生活者の行動や選択の背景を、観察とデータの両面から解析しています。
13万人のユーザーと4,000人のハウスキーパーによるやりとりには、「選ばれなかった理由」「継続される条件」など、企業にとって本質的なヒントが詰まっています。
ハウスキーパーが目にする“実際の行動”、試験導入によるフィードバック、家事カテゴリごとの行動ログ──こうした生活起点の情報を通じて、私たちは「暮らしに根づく価値」の設計を支援しています。
一般的なアンケートやモニターテストでは拾いきれない「文脈のあるリアル」にこそ、次の一手のヒントがあります。
おわりに
家庭内の消費は、いまや新たなサービス創出のフロンティアです。
実際に“選ばれる”かどうかは、生活者の中でどのように使われ、どんな変化が起きたかにかかっています。
私たちタスカジ研究所は、家のナカの行動とインサイトを、企業の意思決定に転換する実行支援パートナーです。
生活者の選択を正しく捉えたい、暮らしの中のリアルな兆しを事業に活かしたい。 そう考える企業の皆さまと、次の市場機会をともに設計していきます。
【タスカジ研究所】について
株式会社タスカジの法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」では、住宅、家電、食品、消費財などさまざまな分野の企業様に対して、インサイト調査やサンプリングなど、プラットフォームに蓄積されたデータや情報、家の中における生活行動の分析や、タスカジさんコミュニティを活用したマーケティング・プロモーションの支援を行なっています。
タスカジ研究所:https://corp.taskaji.jp/services/taskaji-kenkyujo/
<協賛・協業等に関する連絡先>
タスカジ研究所
担当:武石(たけいし)
Tel:070-3323-6807
E-mail:taskaji-lab@taskaji.jp
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
こちらのお問い合わせフォームから、広報担当までご連絡ください。
■家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」について
(https://taskaji.jp)
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数10万名以上。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング20171位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。
■株式会社タスカジについて
社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL : https://corp.taskaji.jp