シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、「家事を仕事にする」新しい資格「2級家事クリエイター」「1級家事クリエイター」を認定する講座を2019年11月より開講することをお知らせします。この家事クリエイターという資格は、自分の家事力(スキル)を診断するだけでなく、自分の家事力を家事代行として仕事にするために必要なスキル・コミュニケーションの両方の要素が入る構成で、従来のスキルのみをはかる検定とは異なる新しい切り口となっており、日本初の試みとなります。また本資格講座に先行して、自身の保有する家事知識をセルフチェックできるタスカジさん監修「ミニ検定」(掃除編)をリリースしました(料理編2019年10月リリース予定)。
すでに活動している、タスカジさん向けのスキルアップ講座「タスカジゼミ(※)」運営で培った、家事スキルとクリエイティビティ&ビジネススキルの育成ノウハウを「資格」として集約し、これから「家事を仕事にする」をキャリアにしたい人に向けて育成を開始します。「家事を仕事にする」というキャリアの選択肢を提案することで、日本全国の家庭内で、課題解決を行うという企画性を持ったクリエイティブな家事2.0の実現を促進し、家事代行の仕事をアップデートしていきます。
(※)2016年10月スタート、累計講座開催数266回、累計受講者1,373名、認定講師数18名
■ 資格講座立ち上げの背景
・専業主婦(夫)にとって、家事や育児に主体的に携わった経歴がブランクの扱いとなり、キャリア再開にあたり思うようなキャリア形成が実現できないという課題
・一方で、年々上昇する共働き率(※)により、全国で家事の担い手が不足し、仕事と家事育児との両立が困難になっている家庭が増加しているという課題
※共働き世帯率の推移:2000年の50.7%から、2018年は66.8%へ上昇
(出典:内閣府「男女共同参画白書 令和元年版」を元に当社算出)
私たちはこれらの社会課題に着目し、この2つの課題を結び付けられるような、専業主婦(夫)などの経験を生かした「家事を仕事にする」ということの提案をします。
先日とあるSNSで、「再就職時に力を入れて取り組んだ専業主婦の期間が履歴書では空欄の扱いになってしまった」という嘆きの投稿があり、それに対し、「主婦(の家事育児スキル)は専門技術である、職歴だけが全てではない、家事は立派な仕事!」などと、専業主婦(夫)経験を受容し、経験を高く評価する声が上がって話題になったことがありました。
これらのやりとりを見て、私たちは賛同者の声に深く共感しました。本資格講座の構想はこの投稿に端を発しています。
日本では、まだまだ家事は「誰にでもできる単純労働」「やらなければいけない義務的作業」だと考えられている節がありますが、タスカジでは創業以来、家事はその方自身の家庭での経験やノウハウがぎゅっと詰まった「プロフェッショナルなスキル」だという信念を持っており、「家事は立派なキャリア」であると考えています。
本事業を通し、一般的な家事スキルだけではなく、ビジネススキル・クリエイティビティも備わった「家事を仕事にする」人を社会に多数輩出をしていくことで、専業主婦(夫)のキャリアの課題と共働き家庭の問題解決を促進し、社会に貢献したいと考えています。
また、本資格取得者が実際にクリエイティブな家事を仕事として体現し、経験を積むことで、従来のように家事で課題解決をするだけではなく、現在でも一部のタスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)が行っている企業とのコラボレーションなどのように、仕事のフィールドを拡げていくことを促進したいと考えています。
■「家事を仕事にする」ための2ステップ
ステップ1:自身の家事のレベルを把握する
ステップ2:他人のニーズにあわせた家事という価値を提供できる
(=「家事を仕事にする」)
今もタスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)として働くにあたり、「私のスキルで大丈夫か心配」「ヒトに誇れるほどのスキルはない…」などと自信をなくし、あきらめてしまう方が多くいます。
これは「家事を仕事にする」ということがどういうことで、どんなスキルが必要なのか、また自分自身は何ができてどのようなことが足りていないのか、そこを把握できるステップが存在していなかったことにも原因があると考えました。
ここを解決するべく、本資格制度は、まずは自分の家事スキルの把握から、それを人に提供する際のスキルやノウハウを学び、ビジネスとしての家事サービスを提供していくことを目指します。
■資格講座について
【資格講座概要】
【「2級家事クリエイター」について】
[ 達成目標 ]
・基本的な家事知識を体系的に身につける
・サービス提供者として基本的なコミュニケーションを身につける
※内容は変更になることがあります。
【「1級家事クリエイター」について】
[ 達成目標 ]
・高度な家事知識を体系的に身につける
・サービス提供者として高度なコミュニケーションを身につける
・クリエイティブな仕事ができる
[カリキュラム・試験内容 ]
・講座受講、試験
・タスカジにて6ヶ月間で30件以上の実務を経験
※資格取得後、3年に1回更新講習を受講
■資格講座の申し込みについて
現在、「2級家事クリエイター[掃除科目]」の申し込みを受付けています。
<申し込みフォーム>
https://forms.gle/F6bTkjLW6JuMLqzZ8
(こちらからお申し込みください。2019年11月25日更新)
https://kaji-creator.taskaji.jp/
その他資格講座についても、ご希望の方は上記のフォームより資料請求していただくと、先行して資格講座の情報(日程・内容等)をご案内致します。
■「タスカジさん監修ミニ検定」/タスカジさんデビュー応援キャンペーンについて
家事知識に親しんでもらいながら、より多くの方にタスカジのサービスやお仕事を知ってもらうことを目的に、インターネット上で気軽に挑戦できる家事のミニ検定となっています。
https://kentei.cc/k/1549998
※『検定投稿サービス「けんてーごっこ」の法人向けサービスを利用しています。
現在2ヶ月間限定で、ミニ検定を受験しタスカジさん(ハウスキーパー)に応募してデビューした方へ、5,000円をプレゼントするキャンペーンも同時に行なっています。
*2019年9月20日〜2019年11月19日の間に検定を受験し、期間内に電話登録会を予約した方で、電話登録会参加後3ヶ月以内にデビューされた方が対象となります。
*他のキャンペーンとの併用は不可
■タスカジのサービスについて(https://taskaji.jp)
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、2014年7月にサービス開始したシェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービス。プロフィールとレビューを見て、自分にぴったりの人を選べます。1時間1,500円からで、依頼主には低価格、タスカジさんには高時給という、双方とも嬉しいビジネスモデルになっています。利用者数約60,000名、登録タスカジさん数約2,100名(2019年10月現在)。
■株式会社タスカジについて
社名: 株式会社タスカジ
設立: 2013年11月6日
代表者:代表取締役 和田幸子
所在地:東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容:家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL: http://corp.taskaji.jp
■本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
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