タスカジSDGs宣言

宣言前文

タスカジは自社のミッションである「あたらしい家事文化をつくる」ことで解決につながると考えられる、SDGsのうちゴール5「ジェンダー平等の実現」とゴール8「働きがいも 経済成長も」を重点テーマとし、以下のターゲットについて、自社の提供するサービスの成長を通して達成に貢献してまいります。

背景

タスカジはこれまでも家事を中心とした意識改革や行動改革をはじめ、さまざまな活動をしてきました。

その1つが「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革です。タスカジはCtoCのマッチングプラットフォームというビジネスモデルを通して、『コミュニティ循環型サービス運営モデル』の先駆けとして、2014年のサービス開始以来、人材や画一的なマニュアルを保有せずにプラットフォーム上のコミュニティを発展させることで「品質の強化」と「労働力の創出」に取り組んでまいりました。それに伴い、業界最安値水準での家事代行利用を実現させることや、「困っているひと誰もが家事のサポートを求めてよい」という意識改革、そして、効率的に家事をするための家事ワザをまとめた本や、社会問題にもなっている食品ロスをテーマに余りがちな食材を使い切るためのレシピ本などの14冊・累計約45万部もの書籍出版も行いました。

このように、タスカジは家庭のあらゆる「家事」をベースに、創業以来一貫してタスカジの事業が社会の課題解決に貢献できるよう取り組んでまいりました。
また、現在のSDGsの流れは、企業活動がより一層社会に密接した存在となり社会課題を解決する重要な役割を担っていることと改めて認識しております。
そこで我々はその考えをさらに強化するために、SDGsの中でも特に重視するターゲットとそれに向けた指標を経営の成長戦略に組み込むべく、この度『SDGs宣言』としてまとめることにいたしました。

策定のポイントと今後について

SDGs 5.4及び5.5について、タスカジは、タスカジを利用される依頼者様において、タスカジのサービス利用やカリキュラムへの参加を通してSDGs各ターゲットに定める目標達成に貢献してまいります。
また、SDGs 8.5について、タスカジは、タスカジに登録するハウスキーパーであるタスカジさんへ直接的に労働機会を提供することを通して、SDGsターゲットに定める目標達成に貢献してまいります。

各項目における指標については、内閣府男女共同参画局など行政における具体的な数値目標を参考に、マッチングプラットフォームを提供するタスカジの特徴を踏まえて自社指標として設定いたしました。

今後、当該指標の数値や変化について調査及び発表を行うとともに外部の企業及び団体とも協調しながら、SDGsターゲットの目標達成に係る評価方法の検討や具体的な目標数値の設定も検討してまいります。

実態調査レポート

本宣言に先立ちタスカジでは「ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGs(5)と(8)の実態調査」を行いました。

2020年12月タスカジ研究所『ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGs(5)と(8)の実態調査