〜“あたたかい”状況でやるのが、掃除をスムーズに進めるコツ〜
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1年を締める大掃除。タスカジも、年末の大掃除利用は多く、2020年も12月の掃除需要は、前月に比べて約38%も増えています(*1)。大掃除は新たな気持ちで新年を迎えられますが、年末の忙しい時期に、寒さや冷たい水を我慢しながら家中の掃除をするのは辛いものです。
しかし、掃除はやり方次第でぐんと負担が軽くなり、ラクになります。「掃除がラクになる」コツは、“日々の小掃除”が重要です。タスカジさんたちも自宅でよく小掃除をしています。
今回は「家事のプロ」タスカジさんたちの知見をもとに、「掃除がラクになる!小掃除のススメ」をテーマにお伝えします。
(*1)12月スポット依頼(1回ずつ契約する依頼)の割合
<日々の小掃除で、掃除はグンと楽になります>
イエナカ時間が多い今、小掃除を少しずつ習慣化してみてはいかがでしょうか。いつもの動きの“ついでに”、一手間加えるだけ。汚れのこびりつきなども防げるので、大掛かりな掃除が必要なくなります。
【キッチン】
・コンロ周りの油汚れは、熱が残っているうちにすぐに拭く(古く固まった油汚れがなくなります)
・五徳や魚焼きグリルはこまめに食洗機に入れて洗う
・レンジフードは不織布のフィルターをつけて、1ヶ月に1回程度で交換する。
・シンク:野菜くずや食べ残しはネットなどを使い、排水口へ流さない(排水パイプの流れを良くする)。ぬめりは泡状になる塩素系漂白剤を吹きかける。1日の終わりにさっとシンクも洗う。
【浴室】
①入浴の最後に、50℃くらいの熱めのお湯を浴室全体にかけて、カビ菌の繁殖を抑える。
②スクイジーで水気を切る(もしくはタオルで拭く)。
③換気扇・窓を開けるなど、しっかり換気をし、水気を残さないようにする。
※熱めのお湯を使用する際は、ヤケドをしないようにご注意ください。
【洗面所】
・ハンドタオルなど小さめのタオルを置いておき、洗面台が汚れたらいつも拭けるようにする。
・髪の毛が落ちやすい場所なので、フロアワイパーを洗面所に置いて、いつでもサッと拭き取る。
【トイレ】
・ハンディモップを置いておき、壁や隅に溜まりやすい埃をいつでも払えるようにする。
・トイレシートやティッシュに吹きかけてサッと拭けるタイプの洗剤を置いておき、トイレに入ったときについでに拭けるようにする。
以上が小掃除の代表的な例となります。
しっかりめの掃除をする時にもコツがあります。
次は、いつもの掃除をラクにするコツと、掃除に適した季節についてご紹介します。
<掃除をラクにするコツ>
①汚れに合った洗剤・道具を使う:無理やりゴシゴシしなくてすみます。
②掃除は暖かい季節にやる:寒い時期にしないので心理的にもラク。気温で汚れの落ち具合も変わります。大掃除も寒い冬にせず、あたたかい時期にするのがおすすめです。
<掃除に適した時期>
■窓掃除:
外に出ても寒くない時期。天気が良くて陽が強いと窓掃除の水気がすぐに蒸発してしまうので、陽が照りすぎない気候がベスト。春は窓についた花粉ごとスッキリできるので、花粉の時期が終わる5月に入った頃からがおすすめ。夏になると窓を開けて網戸にすることも多いので、夏前に掃除をしておくのが良い。
■ベランダ:
外に出る掃除のため、真冬と真夏以外が良い。春は、窓同様に花粉ごとスッキリできるので、花粉の時期が終わる5月に入った頃からがおすすめ。
*窓とベランダはセットで掃除するのがおすすめ。その場合は、窓→ベランダの順で掃除すると掃除したところを再度汚すこともなく、効率よく掃除ができる。
■キッチン:
油汚れは暖かいと緩んで汚れを落としやすくなるので、気温が高い時期にするのがおすすめ。
■浴室:
湿度が多くなる梅雨前に一度しっかりカビ取りをしておくことがベスト。水を使い、湿度が篭りやすくので、真冬と真夏以外が良い。
「掃除」は、やり方次第で負担が軽くなります。小掃除を取り入れたり、取り掛かる季節を見直すだけで、ぐんとラクに掃除することができます。ぜひ快適なイエナカ生活のために、「小掃除のススメ」をご参考ください。
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